2018年秋の旅 韓国(11月)

今月は韓国デート。夜から朝にかけて早くも気温一桁台との情報をもらい、コート持って渡韓。クリスマスを控えて免税店でプレゼントチェックしようかな、と思ってたけど久しぶりの第二ターミナルだった。

第一と比べて、免税店の規模が小さく、施設のつくりも簡素すぎるんだけれど、搭乗ゲートを通過したあと、飛行機の搭乗口に歩いて行く間の、飛行場と空しかない広大に開けた見晴らしの良さは割と好きだなと思う。

空港や機内で見かける韓国の人々はすっかり真冬の装い。海を挟んだ日本よりpm2.5の影響がひどいらしく、マスクをしている人が目立つ。夕飯の際に、日本と比べて空気悪いでしょう?と聞かれたけれど、普段気にしてないからよくわからない。空曇ってんな…くらいの感想しか思い浮かばず。

 

めちゃめちゃ繁忙期なのに仕事の合間に抜けてきてくれたパートナーと後輩二人と食事。ありがたい。

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韓国の刺身料理は、魚の種類を注文すると生簀に入った魚を一匹まるごと捌いてくれるので、日本のように多種類を食べられないかわり、量が圧倒的に多い。

今回は寒ぶりと平目の刺身を注文。オプションで付いてくる有り余るパンチャン。生牡蠣、貝、キムチ、南蛮煮、焼き鯖、ワカメスープ、サラダ、フルーツなどなど。刺身は一番小さなものを選んで二種で計8000円。私以外、全員仕事中だったからアルコールを飲まなかったので一人2000円…。リーズナブル過ぎる。

海苔やサンチェで包んだり、ごま油や醤油で食べたり、ひたすら至福の時間。食べ終わったあと再び仕事に戻っていく三人を見送り、部屋に戻る。勉強したり軽い運動したり、暇つぶししながらいつのまにか寝てた。

22時過ぎにパートナーが帰宅したので、再び夕飯と同じメンバーで飲みに行く。ビールバーでチェコとベルギーのビールを飲み、ウィスキーのジュース割を飲み、その後朝の四時までカラオケという久しぶりに学生みたいな遊び方をして就寝。

 

次の日は結局昼過ぎに起床。お互いに残業が続きで睡眠不足だったこともあり、土曜日はお家でだらだらすることに決定。来月に恋人は引っ越しするので、このワンルームの部屋で過ごすのは最後だ。時が過ぎるのは早いなー。

暇つぶしに懐かしの金田一少年のアニメ見たりして文字通りだらだら。

ドラマを数話見たことがある、校閲ガールの原作があったことを思い出し、一冊試しに購入。予想外に面白く、読み終わった端から続編を購入して、結局シリーズ三冊を一気読み。kindleってこういう時本当に便利。

高校生から愛読するファッション誌の編集になりたくて、有り余る熱意はともかく際立った記憶力を買われて目指す出版社に就職したものの、 ファッション誌とは微塵も関係ない校閲部に配属され、転属を目指して日々奮闘する主人公の話。

日本語の用法から時系列の整合性、描写の妥当性まで校閲の業務範囲の広さに驚き。

好きでも専攻でも興味もない職場に配属されても、行きたい場所のために、常に与えられた仕事を完璧を仕上げることに尽力する主人公のスタンスがかっこよかった。

誰もが行きたかった場所に行けるとは限らない、もし辿りつけても、そこで夢見たように活躍できるわけではない。あるいは思いがけなかった場所で、自身すら知らなかった才能を見出されてしまう場合もある。ほろ苦い結末に涙してしまった。面白かったー。

 

夜もふけて、母親からおみやげに韓国粥を頼まれてたので、近所のemartに買い出しついでに、夕飯にヤンニョムチキンとお酒を調達。

何だかんだで土曜日も夜更かしし、次の日も見事に寝坊。逆算して一時間半前には仁川空港に着けるはず、とのことで昼食にカムジャタンを食べに行く。

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直訳するとじゃがいもスープなので、ふんだんにじゃがいもを使った料理を予想していたけれど、実際は具材の八割は骨付き豚肉だった。スープはピリ辛だけど、よく煮込まれてほろほろになった柔らかい肉の脂身が、辛味を中和してくれて、辛口苦手だけれど美味しく食べられた。あと大根と白菜キムチがめっちゃおいしかった。

昼食を食べたあと、タクシーでバスターミナルまで移動し、空港バスに乗る。

荷物検査と出国審査が混雑してたけど、本当に運良くゲートが審査出口直近だったのでぎりぎり搭乗開始時間までに出発ゲートに到着。空港シャトルに乗る必要があるゲートだったら間に合ってなかったと思うので、やっぱり二時間前には到着しておこうと反省…。

 

旅行記というか雑記だけど、こんな日もあったわと備忘録に。一年後どんな場所でどんな風に見返すのか、あまりに未定なので。

よく食べてよく寝た三連休でした。また頑張って働くぞー。